2024.06.20-21 福島196便(福島訪問#1)報告

2024年度の期初計画および企画審議に基づき、2024年度1回目の現地訪問を実施したので報告する。

 

■概要

(1)訪問日程:2024年6月20日(木)~21日(金)

(2)訪問先:双葉町/双葉町結ぶ会、浪江町役場、大熊町役場、富岡町役場、南相馬市 小高工房

(3)立寄先:道の駅なみえ、浪江町「くろさか」、南相馬市小高区「十割そば こごた」、「香音珈琲」

 

■詳細

 

6/20 10:30 双葉町結ぶ会

双葉町えきにし住宅の集会所でのランチ会に参加させていただいた(昼食のお弁当は各自で実費負担)。6月から入居が始まった南側の区画からも参加されている方がいらした。また、最初にいらしていた町の職員の方のご案内で「川辺の集会所」を見せていただいたり、新たにできる管理組合の役割などを教えていただいたりした。

 

6/20 13:00 双葉町役場

山本副町長と面会し、「なみえ復興レポート」最新版に沿って町の最近の状況をお聞かせいただいた。

町の第三次復興計画の進捗に応じて後期計画の見直しを進めているとのことで、新たな話題として、特定復興拠点での試験栽培、内水面漁業関連施設の再建支援、特定帰還居住区域の動き、国際研究学園都市構想などがあった。

 

6/20 15:00 大熊町役場

吉田町長と面会し、「大熊町の復興状況について」(令和6年6月版)に沿って町の最近の状況をお聞かせいただいた。

特定復興再生拠点区域(避難指示解除済み)と特定帰還居住区域の再生計画の一環として、大野駅周辺と下野上地区の整備計画を中心にご説明いただいた。

 

6/20 夜

夕食は、お仕事の都合で午前中の寄り合いに参加されなかった「双葉町結ぶ会」のメンバーお2人と、浪江町の「海鮮和食処くろさか」で会食した。

 

6/21 10:00 富岡町役場

竹原副町長と面会し、町の最近の状況をお聞かせいただいた。

小良ヶ浜を中心とする特定帰還居住区域は、森林や事業者の敷地を除く集落を中心として面的に整備される予定で、このエリアが避難指示解除されれば町のかなりの範囲が居住可能になる。富岡町の特徴としては、帰還者の多くは農地を持っていた人であるため、他の町のような復興拠点を中心としたコンパクトな町づくりではなく、元々の居住地で生活できるような整備を進めている。一方で、商業地域への帰還と事業再開はなかなか難しい面があり、今後の課題となっている。

 

6/21 11:30 小高工房

代表の廣畑さんと面会し、近況をお聞かせいただいた。

東日本大震災から学んだこと、今年の能登半島地震と台湾での地震での国や行政の対応の違いが話題になった。

 

■収支

以上