2024.08.01-02 福島199便(田村市農家ホップ収穫手伝い)報告

■活動の概要

 

昨年に続き、田村市の都路地区にあるホップジャパン他、諸々のつながりでkfopとして何度か訪問もしている、田村市の農家さんのところで地域の復興応援として、ホップ収穫のお手伝いをさせていただきます。平日が助かるとのことで、この日程で企画しました。

当初は5日(月)~6日(火)でしたが、現地予定から日程を変更しました。

 

(01)活動日:2024年8月1日(木)-2日(金)

(02)天 気:晴れ(酷暑)

(03)参加者数:1人(2人の予定でしたが急遽1名に)

(04)移動手段:自家用車(当初のレンタカー利用から変更)

(05)活動内容:田村市の農家さんのホップ収穫のお手伝い

(06)活動者数:kfop 1人、地元の学生さん、教師さんなど数名、と地元のお母さん方で、10名前後。

(07)立寄場所:農家のSさん宅(お野菜を頂戴した)

(08)特記事項:宿泊は葛尾村の予定でしたが、急遽たまたま空いていたのでスカイパレスときわに変更しました。

 

<田村市の状況(2023年度活動の再掲です)

 

・平成23年3月12日 都路地区全域に避難指示

国の指示(福島第一原発から半径20キロ圏内)は都路地区の一部のみでしたが、田村市の判断で都路地区全域としました。

・平成23年4月22日 緊急時避難準備区域の設定

警戒区域をのぞく都路地区、常葉町堀田全域および山根地区、船引町横道地区が緊急時避難準備区域に設定されました。

・平成26年4月1日をもって避難指示解除準備区域が解除されました。

引用:田村市ホームページより(一部)

 

<ホップジャパンと田村市(2023年度活動の再掲です)

 

「ホップガーデンブルワリー」は、東日本大震災の影響で一時避難地区となり、ほぼ休眠状態となってしまっていた福島県田村市の公共施設「グリーンパーク都路」内の建物を一部改修し、開設されました。

コンセプトは、「緑とホップの風が感じられるブルワリー」です。

施設では、ホップの収穫から実際にビールを飲むところまで体験することができ、ホップをふんだんに使用した高品質なビールを常時7種類程度提供しています。 

ホップ栽培は、日当たりが良く冷涼な地域が適地とされており、それらの条件を兼ね備えた「阿武隈高地にある弊社契約農家で収穫したホップ」を「あぶくまホップ」として販売も行っています。

「すべて手摘みで収穫」しますので傷みが少なく、生ホップでの出荷に適しています。~

引用:ホップジャパンホームページ→https://hopjapan.com/about/

 

■行程

 

●1日目

05:00 出発 ~ 05:40横浜町田 ~ 首都高 ~ 常磐道・友部SA(休憩)~ 磐越自動車道・いわき四ツ倉IC ~ 双葉町を経由 ~ 11:00頃に田村市大越の現地作業場所 (休憩・仮眠)~ 13:00 S農家さんで作業 16:30 終了 ~ 雷・雨気配 ~ 17:00 宿泊先 

●2日目

07:30 宿泊先を出発 ~ 08:00  S農家さんで作業 ~ 12:00作業終了 ~ S農家さん宅立ち寄り ~ 小野IC経由 ~ 16:30横浜町田 ~ 17:30自宅着 

 

■活動の詳細

 

冒頭の通り、当初は8月5日(月)~6日(日)で計画していましたが、8月3日~5日にホップ収穫体験のイベントがあるとのことで、今回の日程に変更しました。生育状況は少し小さいとのことでした。

いずれにしても、平日が助かるとのことです。

 

なお、今回から、ホップ収穫体験のイベントもより多くの体験をしていただくためにと、時間を長くしたそうです。また参加費はなし。収穫したホップ、ホップジャパンのビール(この地で栽培されたホップで醸造)もお土産にいただけるそうです。平日の参加が難しい方はこちらで楽しめます。

 

お手伝いしての感想は

・ホップの収穫は2回目なので、直ぐに作業に取り掛かり、黙々と収穫。ホップの香りはやはりいいですね。

・今年の夏も酷暑ながら、関東に比べれば過ごしやすい感じがしました。地元の方は夜は寒いので窓を閉めて就寝されるそうです。関東はエアコンがないと眠れませんね。

・休憩も取りながらで、予定の畑は終了しました。

・来年も平日になるとは思いますが、計画します。一人でも多いと助かります。

 

作業状況・現地状況

(一日目)

・私の携帯電話の電波状況が悪くはやり繋がらない。

・少し早めに着いたので、ホップジャパンのご担当者や、他の参加者の方が到着されるまで休憩して待った。

・お母さん方が集まり始めたので、ご挨拶、見覚えのある方もいて、お話。

・三々五々に作業が始まっていきました。新聞社の方も写真を撮りに来られていました。

・地元で教員をされている方が今回も参加されていました。

・作業手順は、腰に籠をくくりつけ、ホップを手で摘んで籠が一杯になるまで入れたら、コンテナに移す。上から吊り下げられたワイヤーを伝って高所までつるが伸びているので、下から収穫しはじめ、段々とワイヤーを下げて、上部まで収穫する。休憩を挟みながら畝2列半ほど、一人平均3籠から4籠を収穫しました。

(二日目)

・翌日は、朝8時から作業とのことで、間に合うように宿泊先を出発した。既にお母さん達が作業を始めていた。

・今日は、道を挟んで上の畑の収穫、明日から収穫体験をする場所なので、休憩場所、見晴らしを良くするために、前列ともう一つ上の前列を収穫、今日も新聞社の方が写真を撮りに来られていた。

・12時近くになったので途中でしたが、私の作業は終了。収穫されたホップはすぐに醸造に使われるとのことで、ホップジャパンに収められました。

・帰りに、Sさん宅に立ち寄り、沢山の野菜を頂戴しました(内緒)。ありがとうございました。

 

冒頭の通り、平日で日程が合わずに参加が難しい方もいらっしゃったと思いますが、来年も計画します。

ぜひ調整していただきご一緒できたらと思います。 

(活動報告:渡辺)

 

(写真は、転載禁止です。本ホームページ内でご参照ください。)kfop-FBもご参照ください。

 

■収支

 

福島199便(田村市農家ホップ収穫手伝い) 計画 実績 増減 摘要
参加者数 6人 1人 ▲5人  
収入の部
現地活動経費繰入金 51,460 51,460 0  
(a)収入合計 51,460 51,460 0  
支出の部
レンタカー代 36,520 0 △36,520   
高速道路料金  14,640 14,510 △130  
燃料代1 3,500 3,720 +220  
燃料代2 3,500 4,901 +1,401  
雑費 3,300  - △3,300  
参加者活動実費(高速代、ガソリン代) -10,000 - 10,000  
(b)支出合計 51,460 23,131 △28,329  
収支
収支 (a)-(b)  0 △28,329 △28,329  

※1 今回は参加者が4人未満でしたので、自家用車の運用としました(4人以上はレンタカー運用)