かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)では、福島の現状を伝える事業の一環として、講演会・意見交換会を企画、開催しました。今回、テーマとして、2016年4月に避難指示解除を目指す南相馬市小高区に焦点を当て、現地の状況と今後の課題について情報を共有し、参加者それぞれに「自分にできること」を考えるヒントを持ち帰っていただくことを目指しました。
このような規模での講演会開催は初めてであり、終始手探りの状態でしたが、多くのご協力をいただき無事に終了することができました。またさまざまなバックグラウンド、立場の方々にご参加いただき、有意義な意見交換ができました。
ご参加、ご協力に深く感謝いたします。報告書を掲載いたしますので、ご参照ください。
《以下、参加者募集時の案内です》
2011年3月11日に東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が発生してまもなく5年が過ぎようとしています。
2011年12月に発表された警戒区域再編後、避難指示解除を目指す区域としては対象世帯数が最大となる南相馬市小高区。解除目標である2016年4月に向けた現地の状況と取り組みについてお話を伺います。
そこから、わたしたちに何ができるのか一緒に考えてみませんか。
〔概要〕
開催日:2016年1月9日(土)
会場: かながわ県民センター
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2丁目24-2(Googleマップ)
第一部 小高の今を知る
~避難指示解除を目指す小高区の状況~
お話 南相馬市役所 小高区役所長
南相馬市災害復旧復興ボランティアセンター長
時間: 10:00~12:00(9:30開場)
会場: かながわ県民センター2階ホール
第二部 わたしたちに何ができるか考えよう
~現地で、神奈川から、それぞれの形で~
時間: 13:00~15:00(12:00開場)
会場: かながわ県民センター3階 305会議室
https://www.facebook.com/events/140667672964130/
〔プログラム詳細〕
【第一部】 10:00~12:00 〔2階ホール〕
南相馬の今 小高の今を知る ~避難指示解除を目指す小高区の状況~
・はじめに
・現地からの報告
スピーカー1:村田 博 氏
南相馬市役所 小高区役所長、南相馬市小高区出身。
震災直後は原町区にある市役所本庁舎で復旧に向けて業務を継続し、2013年4月に小高区役所が業務再開してからは再び小高区で、区民の声に耳を傾けながら陣頭指揮を執る。
スピーカー2:鈴木 敦子 氏
社会福祉法人 南相馬市社会福祉協議会 災害復旧復興ボランティアセンター長
鈴木氏が責任者を務めるボランティアセンターでは、被災した小高区民のニーズ調査やボランティア派遣を行っている。温かな人柄で、ボランティア参加者に手作りのスープなどを自ら振る舞うこともある。
・意見共有
【ランチタイム】12:00~13:00 〔3階 305会議室〕
交流と情報交換にご活用ください。昼食は各自ご持参ください。
【第二部】 13:00~15:00 〔3階 305会議室〕
わたしたちに何ができるか考えよう ~現地で、神奈川から、それぞれの形で~
・民間団体などの活動や動向の紹介
・意見交換
【主催】かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)
【協力】南相馬市、社会福祉法人南相馬市社会福祉協議会、神奈川県立かながわ県民活動サポートセンター、社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会、特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会
【広報協力】特定非営利活動法人かながわ避難者と共にあゆむ会、NPO法人かながわ311ネットワーク、かながわ災害ボランティアバスチーム、チームかながわSUN
〔本講演会に関するお問い合わせ先〕
かながわ「福島応援」プロジェクト 広報担当までお問い合わせください。
電子メール info.kfop#gmail.com (#→@)