2022.10.07-08 福島159便(福島訪問#3)報告

2022年度の期初計画および企画審議に基づき、2022年度 第3回目の現地訪問を実施したので報告する。

 

■概要

(1)訪問日程:2022年10月7日(金)~8日(土)

(2)訪問先:二本松市/宮口様(元・浪江町副町長)、郡山市/菅野利行様(富岡町 地域包括支援センター長)、郡山市/小笠原様(株式会社エフライフ 代表取締役社長)、川俣町山木屋地区「彼岸花を愛でる会」菅野源勝さん、大橋庸一さんほか

(3)立寄先:道の駅安達、山木屋地区復興拠点商業施設「とんやの郷」

 

■詳細

 

(1) 宮口様(元・浪江町副町長)

二本松市内でお会いした。

二本松市や県内の他の市町村に避難されている町民の方々の状況、ご自宅があった浪江町室原地区(帰還困難区域)の状況、浪江町内の農業やその他の産業の状況についてお話を伺った。

 

(2) 菅野様(富岡町 地域包括支援センター長)

元・郡山支所長 兼 参事。定年退職後に現職。

富岡町の地域包括支援センターの運営状況、避難されている町民の方々の今後の見通しについて伺った。

 

(3) 小笠原様(株式会社エフライフ 代表取締役社長)

エフライフの事務所にお伺いした。

kfopのこれまでの活動などについてご説明した。また、エフライフの事業や、事務局を請け負っておられる未来ワークふくしま移住セミナーについてお話を伺った。

 

(4) 「第5回 彼岸花を愛でる会」

川俣町山木屋の菅野様の敷地で開催された。双葉町からは現在の細谷行政区長ほか数名が参加された。また、菅野様や「いわき・まごころ双葉会」大橋様とつながりのある団体の方々が協力・参加されており、芋煮とおにぎりをご準備いただき、食事しながらの懇親会が中心だった。懇親会の間、菅野様から川俣町の農業や産業の歴史について教えていただいた。

 

2022.10.11 主催者より頂戴した手紙から引用

「10月8日(土)、天高く清々しい秋晴れとなった好天の下、細谷から川俣町山木屋に移植した数奇な運命に翻弄された彼岸花の「第5回彼岸花を愛でる会」が開催されました。ちなみに彼岸花の花言葉は「再会」です。

細谷住民、まごころ双葉会有志等の他、遠くは広島・神戸・神奈川・つくば市・仙台市・大船渡市・福大学生さらに環境省の職員等30数名が参加し賑やかな集いでした。

彼岸花は開花の盛りを過ぎ少し残念でしたが、沢山咲き誇ったようでした。

みんなで料理した恒例の芋煮に舌鼓を打ちながらの談笑に、さらなる交流の輪が広がりました。

余興のオカリナ演奏で、里の秋等数曲が披露され透明な音色が、青空に流れ、周囲の山々に季節の移ろいを感じたようでした。

参加者の笑顔があふれ、とても充実した時間を共有した充実した日でした。」

 

■収支

予算 費用
費目 計画 見直し 費目 計画 見直し 見込み 実績

移動費
(維持管理)

70,000 97,000 電車代 44,000 61,000 0 0
レンタカー代 0 0
高速代 15,000 14,450
ガソリン代 13,000 9,730
駐車場代 1,000 0
宿泊費 20,000 30,000 30,000 26,700
夕食代補助※     3,000 3,000
雑費 6,000 6,000 16,500 15,564
合計 70,000 97,000 合計 70,000 97,000 78,500 68,924
  収支 △28,076

※夕食代補助は@1,000円×3人分

以上