本活動は、事業【維持管理】で福島の現地訪問を実施するものです。
・目 的:福島とのつながり維持、活動参加前の事前調整、確認等
・活動費:azbil みつばち倶楽部様の2020年度支援金を活用させていただきました。
■主旨
現地訪問2回目を行う。
今後の活動について8月~9月に現地訪問を行い、現地状況を把握する。
訪問は、今後の活動・視察研修などを計画している、川内村、富岡町、双葉町関連である。(第149回拡大定例会で承認済。8/28-29福島125便(福島訪問32)計画分の日程を変更して実施する)
■実施報告
<川内村>
9/6(日)11:30~ Cafe Amazon
面会者:かわうちラボ事務局長
・かわうちワイン株式会社のボランティア窓口、ホームページ管理。現場の担当者はなかなか情報発信できないので、情報をもらって、かわうちラボがホームページを更新している。
・9月に延期としていた「川内の郷かえるマラソン」は、実施の方向で調整しているが、実行委員会の中でも意見が分かれている。次の委員会で最終判断する。
→後日、中止とする旨が発表された。
9/6(日)13:00~ 高田島地区(ご自宅の外テラスにあるテーブルでお会いした)
面会者:中原様
・首都圏から人が来ることについて、地元の方々は気にされている。
・現在は、福島市にある株式会社 吾妻山麓醸造所のアドバイザーを務めておられる。そちらに興味があればおつなぎいただけるとのこと。
・他、現況お伺いした。
9/6(日)15:00~ 小松屋旅館
面会者:井出様
・ご挨拶し、近況などをお伺いした。
・小松屋旅館はもともと復興事業に関係する企業のお客様が多いので、それほど大変ではないとのこと。
<双葉町>
9/7(月)10:00~ ふたばプロジェクト
面会者:事務局長 石上様、山根様
・双葉郡8町村のまちづくり会社が連携して10月にツアーを計画していたが、コロナの影響で延期になった。
・現状、視察の受入は町村ごとに対応が異なっており、たとえば大熊まちづくり公社は受入を休止している。ふたばプロジェクトは、適切な対策をしていることが前提ではあるが受け付けており、直近では慶応大学に対してzoomでの事前講義と、現地でのフィールドワークが予定されている。今後、正式に事業としてホームページに掲載する。
9/7(月)11:00~ 双葉町役場
面会者:町長、生活支援課長、秘書広報課主査、総務課、いわき・まごころ双葉会 事務局長
双葉町の状況
・双葉町の中野地区に福島県の原子力災害アーカイブ施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」が9/20にオープンする。指定管理者は福島イノベーション・コースト構想推進機構。団体利用は事前申込可能。https://www.fipo.or.jp/lore
・同じ中野地区に双葉町の産業交流センターもオープンする(10/11に式典)。フードコートや会議室もできる。
・双葉町役場(いわき市植田)は事務所が狭く、フィジカルディスタンスを保つための十分なスペースが確保できないが、個人情報などのセキュリティ保護のためテレワークも難しい。来庁者の検温やマスク着用、ウイルスを不活性化する装置の導入など、非常に気を遣っている。
・全町避難が長引いているが、町長は、そのような町の状況が忘れられていくのを感じているとのこと。町民の不満の矢面に立つ職員がストレスから辞めていくケースもいまだにある。
・町の状況を伝える資料は随時更新しており、世界に向けた映像も配信しているので、kfopが勉強会などで使うことについて許諾をいただいた。
→後日、DVDでお送りいただいた。
いわき・まごころ双葉会
・いわき・まごころ双葉会が毎年「いわき七夕まつり」のために七夕飾りを作っておられるが、今年はまつりが中止になり、代わりに再開した双葉駅に飾ったことがニュースで取り上げられ、たくさんの反響があった。
・双葉町から川俣町山木屋地区に移植した彼岸花の鑑賞会が9/26に予定されており、まごころ双葉会が参加予定。来春には彼岸花の一部を双葉町内に「里帰り(移植)」させる話を進めている。
■予算計画・実績
費目(維持管理) | 計画 | 実績 | 備考 |
---|---|---|---|
旅費交通費(高速代) | 11,000円 | 10,650円 | ETC割引 |
旅費交通費(ガソリン代) | 7,000円 | 6,190円 | 往復 |
旅費交通費(宿泊代) | 15,000円 | 11,230円 | 3,965円×2,朝食代、他 |
雑費 | 12,000円 | 9,720円 | 雑費 |
合計 | 45,000円 | 37,790円 | ※支援金充当 |
収支 | - | △7,210円 |
※azbil みつばち倶楽部様の2020年度支援金を活用させていただきました。
以上