2015.09.23-25 現地訪問(二本松、郡山、福島、いわき)

≪はじめに≫

平成27年度実施できていない現地訪問(行政、各つながり先の一部)。

ニーズ先の事前確認、次年度事業計画先の訪問も併せて実施した。

 

■訪問日・訪問先

(1)平成27年9月23日~25日

(2)訪問先

①道の駅ふくしま東和

②NPO法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会

③ななくさ農園/ななくさナノブルワリー

④NPO法人コースター

⑤福島市社会福祉協議会

⑥福島県社会福祉協議会

⑦コラッセ福島

⑧かーちゃんの力・プロジェクト協議会(あぶくま茶屋)

⑨浪江町役場

⑩浪江町社会福祉協議会

⑪大熊町役場

NPO法人大熊町ふるさと応援隊

⑬大熊町第三応急仮設住宅自治会

⑭双葉町役場

 

■訪問状況(簡記)

<9/23(水)>

【訪問先】道の駅ふくしま東和(NPO法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会)

【応対者】二本松市 地域おこし協力隊(東和支所 地域振興課) 高木 様

8/3復興バーでの仕入れにご協力いただいたこともあり、訪問。

二本松市東和地区での地域おこしイベントの企画運営、地域を紹介するリーフレットなどの制作を担当されている。東和地区で力を入れている農家民宿の状況などもお話しいただいた。

市民活動フェアなどで物販をする場合、仕入れのご相談が可能。

 

【訪問先】ななくさ農園/ななくさナノブルワリー

【応対者】オーナー 関 様

二本松市東和地区の有機農家であり、8/3復興バーで扱った「ななくさビーヤ」(酒税法上は発泡酒)の生産者。

醸造スペースを見せていただき、発泡酒の生産についてお話しいただいた。

 

【訪問先】NPO法人コースター

【応対者】理事 下枝 様

川内村でのニーズ背景などを確認するために訪問。

郡山駅から徒歩15分のところに事務所があり、倉庫をリノベーションしたシェアオフィス/レンタルスペース「福島コトひらく」を見学させていただいた。

下枝さんは個人の地域コーディネーターとして複数の団体に関わっており、NPO法人コースターはそのひとつ。コースターの事業と体制、ご自身の一般社団法人(葛力創造舎)との関係などをご説明いただいた。

郡山市にある川内村の仮設住宅での活動(年3~4回の掃除ボランティアや課題の洗い出しなど)はコースターの事業、自治会長や住民から依頼される川内村での活動については社団法人の事業として扱っている。

川内村での活動に関しては、自治会長を始めとする地域の方々との交流を通じて、地域で必要とされることに関わっていくことを狙っている。10/16~17に予定している活動では、リフォーム予定の保育園の片付けと、個人宅の片付け・草刈りを予定している。

<9/24(木)>

【訪問先】福島市社会福祉協議会

【応対者】総務課生活復興支援室 室長 様

福島県社協からの委託事業として、福島市内に避難している人への支援(戸別訪問など)を、避難元の社協とも連携して行っている。スタッフは10人。支援の対象者は1600人。交流会には参加者が100人ぐらい集まる。

※福島市から市外に避難している人への支援は福島市地域福祉課が担当している。

 

【訪問先】福島県社会福祉協議会

【応対者】避難者生活支援・相談センター センター長 様

福島県内の被災者の生活支援を担当する生活支援相談員の事業を、市町村社協に委託する立場であり、現場で問題になっていることをデータとして整理し、各自治体でやるべきことは自治体に申し入れる。

住宅支援の打ち切り後に取り残される支援をどうするのか、地域包括ケアの枠組みで支援するのか、そういったことを考える。

 

【訪問先】コラッセ福島

【応対者】福島県観光物産交流協会 物産部 様

8/3復興バーの簡単な報告、今後の顔つなぎ。

 

【訪問先】かーちゃんの力・プロジェクト協議会(あぶくま茶屋)

【応対者】会長 渡邊 とみ子 様

あぶくま茶屋を訪問して現状をお伺いし、市民活動フェアなどでの商品取り扱いの可能性について伺った。

福島市にあった産直カフェ「 かーちゃんふるさと農園わいわい」は福島県の助成が終了したので事業としても終了し、「一般社団法人ふくしまかーちゃんの力ネットワーク」も9月末で解散予定。運営は厳しいが、帰還後も視野に入れて維持していきたい。

商品を扱わせていただくことは可能で、スケジュールが空いていれば県外に出向いての物販も可能。協議会の活動を知ってもらい、サポーターになってもらうことが主目的。

 

【訪問先】浪江町役場、浪江町社会福祉協議会(同席)

【応対者】浪江町 生活支援課避難生活支援係長 様

     浪江町社会福祉協議会 事務局長 様

浪江町の避難者支援の現状をお伺いした。仮設住宅から引っ越していく人も増えているが、高齢であったり生活資金に余裕がなかったりで引っ越しできない人への支援が課題になっている(復興住宅に当選しても引っ越し費用が捻出できない人もいる)。

来年のkfop視察研修についてご意向を伺ったところ、受け入れは可能とのこと。

<9/25(金)>

【訪問先】大熊町役場、大熊町ふるさと応援隊、好間第3仮設自治会(同席)

【応対者】大熊町 復興事業課 課長、係長 様

     大熊町ふるさと応援隊 理事長 渡部 千恵子 様

     大熊町ふるさと応援隊副理事長/好間第3仮設自治会長 市川 スミ様

10月の視察研修についてのご意向の確認と、スケジュールなどを打ち合わせ。

昼食はJビレッジの食堂のご提案を渡部様からいただいた。

 

【訪問先】双葉町役場

【応対者】双葉町 総務課 総括参事 様

来年度の視察研修についてのご意向の確認。

5月の連休明けか10月ではどうか。次回の打ち合わせのときはご担当(住民生活課長)も同席していただく。

 

■最後に

ご対応いただきましたみなさま、ご多用の中ありがとうございました。

また、資料等も頂戴しました。またお会いしたいと思います。

ななくさ農園
ななくさ農園
コミュニティスペース「福島コトひらく」
コミュニティスペース「福島コトひらく」

道の駅ふくしま東和
道の駅ふくしま東和
かーちゃんの力・プロジェクト協議会
かーちゃんの力・プロジェクト協議会
かーちゃんの力・プロジェクト協議会
かーちゃんの力・プロジェクト協議会
大熊町ふるさと応援隊
大熊町ふるさと応援隊

各町、社協さんより頂戴した資料等(一部)
各町、社協さんより頂戴した資料等(一部)

■予算(計画・実績)

費目 計画 実績 計画比
高速代 14,450円 13,700円 △750円
ガソリン代 11,200円 7,550円 △3,650円
宿泊代 30,000円 29,940円 △60円
55,650円 51,190円 △4,460円