≪はじめに≫
この活動は
一般財団法人神奈川県建築安全協会様の助成金を活用させて頂いています。
★事業名 :東日本大震災被災地復興支援活動
★事業概要:福島県の仮設住宅を訪問し現地の団体等と交流し、支援のあり方などを探る。
尚、一部助成金は、かながわ避難者と共にあゆむ会と協力し神奈川県内の避難者同士のコミュニティ作り、風評被害や風化への対応としてHPや講演会などによる福島の情報発信にも活用させて頂いています。
■活動の概要
(1)活動日 :2015年2月21日(土)~24日(火)
(2)参加者数:1人
(3)移動手段:福島46便に便乗・活動後レンタカーで訪問
(4)活動目的:①仮設住宅の訪問②現地団体等と交流③支援のあり方を考える
■訪問先
(1)02/22(土)陶芸の杜 おおぼり 二本松工房
(2)02/22(土)道の駅「安達」千恵子の里
(3)02/22(土)旧松川小学校跡仮設住宅(飯舘村)
(4)02/22(土)~二本松農園~里山ガーデンファーム
(5)02/23(日)松川第一仮設住宅(飯舘村)
(6)02/23(日)松川第二仮設住宅(飯舘村)
(7)02/23(日)あぶくま茶屋(お昼に!。時間が足りず寄れませんでした。)
(8)02/23(日)本宮市社会福祉協議会(えぽか)
(9)02/23(日)小田部仮設住宅(浪江町)
(A)02/23(日)富岡町役場郡山事務所
■訪問状況
(1)大堀相馬焼
・訪問先 :陶芸の杜 おおぼり 二本松工房仮設店舗
・訪問日時:02/22(土)10:00~11:30
・ご対応 :お店の方
大堀相馬焼協同組合は、原発事故により産地での作陶が出来なく。新たに二本松市小沢工業団地に「陶芸の杜 おおぼり 二本松工房」として再開。仮設店舗ながら、展示室・事務室・会議室・陶芸教室・ろくろ場・釉薬かけ物置・仮眠室・窯場などを備えた工房です。
(2)道の駅「安達」智恵子の里
・訪問先 :道の駅「安達」千恵子の里(下り線)
・訪問日時:02/22(土)11:30~12:00
・ご対応 :お店の方
2014年4月に福島市方面の下り線にオープン
裏手に安達太良山を望め、cafe、食事、特に「地元の野菜」、「福島のお酒」もおいています。
(3)旧松川小学校跡仮設住宅(飯舘村)
・訪問先 :集会場(入居戸数-30戸、人数-57名)
・訪問日時:02/22(土)13:00~15:00
・ご対応 :管理人さん
この日は、丁度、福島大学ボランティアセンターさんの定例訪問、足湯の日です(仮設さんのHPの予定より)。
2011年当時の仮設住宅でのお餅つきなどの写真を見せて頂きました。
とても和やかにお話をされています。今年の年末の餅つきには是非行って見たい。
・訪問先 :農園
・訪問日時:02/22(土)15:00~17:00
・ご対応 :代表の斉藤さん
ご自身では二本松ブランドきゅうりの生産・販売を行う。
また、福島県の農家さんの農産物を「里山ガーデンファーム WEBショップ」を運営し、風評被害払しょくに奔走しています。
一番ありがたいこと『企業の職員さんなどで毎月ワンコイン500円で継続して旬なものを取り寄せて頂くと、定期的な販売になり、とても嬉しい、福島県の農家さんも助かる』と。是非、美味しい福島の旬なものお買い求めください。
(5)松川第一仮設
・訪問先 :集会場(100世帯程)
・訪問日時:02/23(日)10:00~11:00
・ご対応 :管理人さん・副会長さん
止まっていてもしょうがない、出来ることを。将来の子供に、何をしていたの?、と言われない為にも。と。とても前向きに進められている。住民同士の繋がりを大事に声掛けも積極的。子供さんの教育にもとても熱心。
お花見、温泉、カラオケ、グランドゴルフ、岩手県にも行かれたとのことです。
副会長さんのお話しが止まりませんでした。
(6)松川第二仮設
・訪問先 :集会場(100世帯程)
・訪問日時:02/23(日)11:00~12:00
・ご対応 :管理人さん・副会長さん
管理人さんが外出中で、副会長さんが留守番をされていました。集会場には、手作りの作品がいくつもありました、県知事も来訪されたそうです。戻られた管理人さんからは、厳しい現実の話をお聞かせ頂きました。『悔しい』その一言に尽きます。
なにも知らない人が多い。神奈川県の方も福島に足を運び、是非一人一人の話に耳を傾けてほしい、そう思います。
(7)あぶくま茶屋
・昼食によろうと思っていましたが、残念ながら時間が足らなくなり、寄ることが出来ませんでした。次回にまた寄りたいと思います。
(8)本宮市社会福祉協議会
・訪問先 :えぽか
・訪問日時:02/23(日)13:00~14:00
・ご対応 :事務局長さん、根本さん(チーフ生活支援相談員)
えぽかは、震災前に出来オール電化、震災時はすべて止まり。薪をもやして暖を取ったそうです。
県の復興住宅ではなく、本宮市は災害公営住宅を計画されている。
本宮市社協さんは、市内にある応急仮設住宅及び借上げ住宅の見守り訪問を、被災地の社協さんと共に行っています。
・仮設住宅についての状況「空き家が目立ち始めた、転居する人に向けた激励、残る人の寂しさ、寄り添い、とそれぞれの接し方が必要」複雑になる。
・借り上げ住宅についての状況「転居されるケースが増え、新たな地域情報サポートなどして行きたい」
・本宮市の総合防災訓練「特に、浪江町仮設住民の方も参加された、と」
など伺いました。その後で、白沢の「小田部仮設」をご案内頂きました。
(9)小田部仮設住宅
・訪問先 :集会場(42世帯)
・訪問日時:02/23(日)14:00~15:00
・ご対応 :会長さん、住民のみなさん
浪江町の二本松での復興祭に向け、皆さんで作品を沢山作られていました。紙を重ねて作られた額の作品、お人形さんなど、沢山。
その中で、交通安全のお守りがありました。主要幹線道路の近くの仮設で、春に車の方、新入園児さんなどに、お配りしているそうです。素材も含めて、ちょっとしたアイディアに感心しました。
また、神奈川にも「浪江町」の方が大勢います、と言ったら、ストラップを預かりました。神奈川での集まりの機会などでお渡しさせて頂きます。
男での会長さんなどは、物づくりはなさいませんが、住宅の補修などに一役と、言っていました。42世帯42人と町の資料にはあります。殆どがお一人住まいでしょうか。また伺いたいと思いました。
(10)富岡町役場
・訪問先 :郡山事務所
・訪問日時:02/23(日)16:00~17:00
・ご対応 :町役場の方
4月11日に富岡町さんの現地視察研修をさせて頂きます。その事前の確認などで、寄らせて頂きました。毎日お忙しい中、合間を縫ってご対応頂きました。
■最後に
平成27年度も、何度か現地の仮設住宅を訪問したいと思います。
小世帯40人程の
・旧松川小仮設での12月の餅つき
・小田部仮設など
是非、継続して足を運びたいと思います。