2022.10.01-02 福島161便(葛尾村新嘗祭)報告

【葛尾村の動き】

 葛尾村は原発事故の影響で避難指示が出され、村の面積の2割に当たる東部の野行地区が帰還困難区域となりました。

このうちの6%に当たる0.95平方キロメートルの県道沿いの地域が「特定復興再生拠点区域」に認定されて先行して除染などが行われ、2022年6月12日午前8時に避難指示が解除されました。

葛飾村のみなさんの元気に、笑顔に、です。

■活動の概要

 2022年10月2日(日)に福島県葛尾村の新嘗祭が開催されました。5月に御田植債を行い、その収穫の神事として「新嘗祭」です。葛尾村の一般社団法人葛力創造舎(下枝浩徳代表)が企画・開催し、葛尾村の自然や歴史にも心をよせる機会として恒例となりました。

 

新嘗際は、09:30から開始され、神主の祝詞から始まり、玉串奉納、巫女さんの舞の一連が行われました。巫女さんは、東京世田谷の大学の学生さんだそうです。双葉未来学園の生徒さんも参加され、総勢40人程でした。当団体は3名が参加しました。

(活動報告:渡辺)

(01)活動日:2022年10月01日(土)-02日(日)

(02)天 気:快晴

(03)参加者数:3人

(04)移動手段:自家用車、JR利用

(05)活動内容:

・10/01 各自移動、宿泊手配で前泊(前夜祭は時間都合で辞退)

・10/02 09:00集合で葛尾村で新嘗祭 

(06)活動者数:約40人程(うちkfop3人)

(07)立寄場所:

・10/01 双葉町西住宅地(10/1ご入居可開始です)、道の駅なみえ

・10/02 葛尾村広谷地集会場(新嘗祭会場、田圃)、せせらぎ荘のお風呂  

(08)特記事項:宿泊は各自で手配、支払い

 

■行程

●1日目(各自移動部分は除く)

09:14 狩場IC高速~平和島PA(試し、茶菓子購入)~守谷SA(茶菓子購入)~富岡IC~大熊町~双葉町(西口住宅立ち寄り)~道の駅なみえ~宿泊先

●2日目

07:40 宿泊先を出発~08:20葛尾村広谷地集会所到着~村内の主要道路を往復~広谷地集会所~09:00受付~9:30神事 10:00稲刈り~13:00昼食~14:00出発~14:20葛尾村せせらぎ荘(入浴)~15:40道の駅なみえ~なみえIC~四ツ倉IC~16:50いわき駅~17:05いわきIC~常磐道・首都高速・東名町田横浜~21:30帰宅

 

■活動の詳細

 

1日目、自家用車で移動

双葉町駅西住宅に立ち寄り。当日ご入居の方がおられた。

住宅はされに増設の工事、芝生の植栽なども進められていた。

 

2日目、自家用車で移動

葛尾村新嘗祭、快晴、久々に村の方にもお会いした。

全体の流れは、受付09:00、神事09:30~、稲刈り10:00~、昼食13:00~。

 

◆始まる前に、滋賀県からご参加のアート?の方とお話をさせていただいた。

神事は、福島市から神主さん、東京の世田谷の大学生(神学)の巫女さんで進められた。葛力創造舎の下枝代表白岩サチコさん(村代表として)、巫女さんの大学生、双葉学園の学生、アート関係の参加者代表が玉串を奉納、kfopを代表して私も奉納させていただいた。続いて、巫女さんの舞、神主さんの神事終了と一連の神事がとり行われた。

稲刈りは、手刈り、稲をまるって、はぜ掛けまで行う。

時間は13:00頃まで掛かりました。初めて稲刈りの学生さん、参加の方も多く、村のお母さんから稲刈り、稲をまるってを教えていただき。はぜ掛けは、松本邦久さんをはじめ農家のご主人たちでご準備いただき、こちらも指導をいただきながら最後の稲迄はぜ掛けをした。学生さん、参加のみなさん、楽しんでいた。

昼食は、葛尾村のお母さんたちの知恵が入った手作りの弁当。豆ごはん、煮しめ、漬物、かぼちゃ煮、ふき炒め、みそかんぷら。美味しくいただいた。

昼食後に余興で、ベリーダンスをされているいわきの方の妖艶な舞。どぎまぎしながら観ていた。誘われるが中々、若い方にお任せ。

◆昼食・余興後の14:00位に帰路がありお先に失礼させていただいた。帰りの挨拶をすると白岩サチコさんが、キノコのおこわを作ってきたとお握りにしていただき、帰りのSAでいただいた。ありがとうございました。

 

【参考:一般社団法人葛力創造舎のホームページ インタビュー掲載より】

※リンクから読んでみてください

・松本 邦久さん :(葛尾村 広谷地地区)、毎回お世話に。

https://katsuryoku-s.com/interview/kunihisa-matsumoto2

・白岩 サチコさん:(葛尾村 上野川地区)、いつもお話させていただいています。

https://katsuryoku-s.com/interview/sachiko-shiraiwa

・村のいつものみなさま(お名前をお聴きしておらずすみません)

■収支

(単位:円)

福島153便(葛尾村 計画 実績 増減 摘要
参加者数 5人 3人 ▲2人  
収入の部
現地活動経費繰入金 57,000 57,000 0  
(参考)参加者活動実費 0 - - (※1)
(a)収入合計 57,000 57,000 0  
支出の部
レンタカー代 35,000 0 △35,000 (※2)
高速道路料金 11,000 12,660 +1,660  
燃料代 11,000 8,030 △2,970  
交通費(現地集合・解散 5,000  +5,000   
雑費 4,649  +4,649  (※3)
(b)支出合計 57,000 30,339 △26,661  

※1:宿泊費、食事代等は参加者が各自予約、支払い

※2:移動には会員の自家用車を使用したため実績なし
※3:雑費は、現地交流のため提供したお菓子などの購入費