■活動の概要
(01)活動日:2019年6月29日(土)~30日(日)
(02)天 気:曇/雨
(03)参加者数:11人(男性7人、女性4人)
(04)運行スタッフ:渡辺、東
(05)活動スタッフ:渡辺、東、スタッフ協力:甲斐さん
(06)移動手段:シティアクセス(株)小型観光バス
(07)運転者:シティアアクセス(株)橋爪さん
(08)活動内容:ビーチクリーン
(09)活動者数:11人
(10)宿泊場所:相馬市松川浦「ホテルみなとや」
(11)立寄風呂:なし
(12)立寄場所:新地町のあぐりや、相馬市のカネヨ水産、鹿島SA、四倉PA、他
(13)特記事項:ビーチクリーン用にゴミ拾いトングなどを各自持参
■行程
●1日目
07:00横浜東口出発~首都高 東神奈川~常磐道 守谷SA(15分休憩)~中郷SA(15分休憩)~鹿島SA(昼食40分)~相馬IC~13:00原釜尾浜海水浴場着~13:00ビーチクリーン~16:00交流広場ご案内~コンビニ~17:00ホテルみなとや~お風呂~夕食~懇親会~22:00就寝
●2日目
09:00宿泊所出発~09:20新地町の海岸~09:40新地町あぐりや~10:20相馬市カネヨ水産で~11:10鹿島SA(20分休憩)~12:00四倉PA(昼食40分)~友部SA(15分休憩)~首都高速 横浜西口IC~16:30横浜駅西口・解散
※前日夜に新地町より活動中止の連絡があり出発時間を当初予定の7:20から9:00に変更した。
【ビーチクリーン活動について】
kfopは2018年度の視察研修で相馬市と新地町を訪問しました。そのご縁から、今回のビーチクリーン活動の企画とお手伝いをさせていただくことになりました。
相馬市の原釜尾浜海水浴場は2018年に震災後初めて海開きしました。2019年も海開きに向けて、海岸清掃の受け入れをされています。
2019年7月に震災後初めての海開きとなる新地町の釣師浜海水浴場では、地元のグループ「しんちビーチク隊」が毎月定期的に海岸清掃を続けておられます。今回は新地町役場の企画として地元の方々と一緒に活動する運びとなりました。
◆相馬市の原釜小浜海水浴場ビーチクリーン
主催:kfop(単独活動)
協力:福島県相馬港湾建設事務所、相馬市観光協会
(相馬市にも活動の件はお伝え済み)
◆新地町の釣師浜海水浴場ビーチクリーン
主催:新地町(観光協会)、共催:海岸清掃 しんちビーチク隊
参加団体:かながわ「福島応援」プロジェクト、海岸清掃 しんちビーチク隊、新地町職員労働組合青年部、新地町観光協会
■活動の詳細
13:00に相馬市原釜尾浜海水浴場に到着し、観光協会の遠藤さんから分別用のゴミ袋を受取り、拾うものを確認して作業開始。天候は曇りで、雨も後半に霧雨・小雨が降った程度、作業には丁度良い気候だった。
16:00まで作業し、最終的に3時間で燃やすゴミ27袋、燃やさないゴミ2袋、缶・ビン1袋、合計で30袋を集めた(燃やすゴミの内14袋は最後の1時間で海藻を集めた)。
作業後に、一般社団法人そうま食べる通信の小幡さん(株式会社広栄土木代表)に、工事中の交流広場のご案内とご説明をしていただいた。
翌日の新地町のビーチクリーンは雨天により活動中止とのご連絡を夜に頂戴した。
09:00に宿を出発して、新地町の釣師浜海水浴場を見学した後、新地町のあぐりや、相馬市のカネヨ水産、鹿島SAで買物をして帰浜した。
■所感
相馬の原釜尾浜海水浴場は、プラゴミなどは少なかったが、石や海藻、竹、小枝が多く、時間内で拾える範囲で拾った。雨も霧雨・小雨程度で済んだので、少し長く3時間活動できた(予定は2時間)。
日曜は雨予報(08:00~10::00に強い雨)だったため、役場と現地団体の判断で中止となった。この判断はいたしかたないが、活動ができなかったのは残念だった。その分現地で買物の時間がとれたのはよかった。
■アンケート
今回は参加者11人でした。受理した回答数は11で、()内の数字が有効回答数です。
(1)参加のきっかけ
a(11)福島でお手伝いしたいと思ったから
b(06)日程や工程がよかったから
c(--)知人・友人に誘われたから
d(--)その他
(2)情報提供
a(11)ちょうどよかった
b(--)少なすぎた
c(--)多すぎた
(3)活動内容
a(--)非常に満足
b(08)満足
c(02)不満
d(--)非常に不満
・2日目の活動が中止になったこと。
・雨でのイベント中止残念でした。
・2日間の活動予定が雨で1日しかできなかったのは残念でした。
・1日目は満足
・新地町の活動中止はしかたないが気持ちとしては残念だった。
・新地町での活動ができなかったのが残念だった。
(4)今後もkfopのボランティア活動に参加しようと思いますか。
a(11)参加したい
b(--)参加したくない
・福島を応援したい。
(5)計画に示している現地活動等に参加したいと思いますか。
a(09)広域便
b(09)バス便
c(09)視察研修便
d(--)その他
・料金は妥当ですが、複数回はなかなか行けないです。
・夜行以外で参加したい。
(6)今回の活動についてご意見、神奈川に伝えたいこと(自由に)
・短い時間でしたが、見た目は綺麗になりました。ただ、小さいゴミは沢山残ってしまいました。何度もやらないと綺麗にはならないと思いました。一助にはなりましたね。
・新地町の活動ができなかったのは残念だったが原釜尾浜で短時間であるが活動できて良かった。
・災害支援のボランティア以外にも、現地ニーズがある。
・現地のニーズに応じて今回のようなイベント参加が相馬への提案で実施することは良いことと思います。
・全国で良くあるビーチクリーンでも参加者はいつもの顔ぶれというのも課題でしょうか。それでもやり続ける価値はあると思います。
・ビーチクリーンは初めてだったが、思ったよりゴミが少なく、海藻が多かった。
・初日の相馬市原釜尾浜海岸のビーチクリーンは大変満足でした。
・二日目、雨で作業中止になったものは非常に残念でした。
・海藻はレーキか熊手でどこかに集まるだけで良いのかと思った。
・バス便だったが参加の申し込みが少なかったことは残念だった。
・作業をはじめる前に、何を拾う/拾わないの明確な説明があると良かった(途中での変更はその都度)。
・現地の状況(主に土木建築である公共事業や太陽光パネル設置)を見ることができた。
・活動内容・悪天候中止はともかく、やはり泊まりにて余裕を持ち、福島で過ごすことの気持ちの温かさを確認できよかった。何もなくとも心を寄せ続ける事ができるのは、ずっと関わってきたからこそのkfopメンバーだと思う。
(7)今後の活動に期待すること(自由に)
・ビーチクリーン便は来年も継続して出してほしい。
・視察研修は参加者が増えるように、企画、準備、広報を丁寧に進めたい。
・何も活動がないからと月日が過ぎてゆくのを仕方なく過ごすのではなく、見学という程でもなくここがオープンしたから、あそこはどうなっているだろうかと足を運ぶことが~、それはボランティア、kfop活動ではない、個人で行けばという方向なら仕方ないが、貴重な時間とお金の有効な使い方は皆違うので仕方ないが、kfopの色は決めていかないとならないのか?
・来年もまたビーチクリーンを計画してください。
・視察研修を今後も続けてください。
(8)アンケート回答者の属性
性別:男性(07),女性(04),無回答(--)
年代:20代(--),30代(--),40代(01),50代(04),60代(05),70代(--),無回答(--)
職業:会社員(04),自営(01),パート(02),家事(--),無職(02),その他(01),無回答(--)
経験:初めて(--),2-3回(02),4-5回(--),6-9回(--),10回以上(09),無回答(--)
■収支
(単位:円)
福島107便(相馬01号/新地01号 | 計画 | 実績 | 増減 | 摘要 |
---|---|---|---|---|
参加者数 | 20人 | 11人 | ▲9人 | |
収入の部 | ||||
現地活動経費繰入金 | 36 | 82,925 | 82,890 | |
参加者活動実費 | 350,000 | 198,100 | ▲151,900 | |
寄付 | 0 | 3,000 | 3,000 | |
(a)収入合計 | 350,036 | 284,026 | ▲66,010 | |
支出の部 | ||||
バス代(参加者各自支払い) | 170,640 | 170,640 | 0 | |
旅行保険 (参加者各自支払い) | 4,000 | 2,200 | △1,800 | |
高速道路料金 | 17,680 | 17,500 | △180 | |
宿泊代(参加者各自支払い、 除く運転手分) |
157,500 | 90,000 | △67,500 | |
振込手数料 | 216 | 216 | 0 | |
雑費 | 0 | 3,470 | 3,470 | |
(b)支出合計 | 350,036 | 284,026 | △66,010 | |
予算増減 | ||||
前回実施後 予算残額(c) | - | - | - | |
今回実施後 予算残額(c)-(b) | - | - | - |
※宿泊費、食事代等は各自支払い
■最後に
現地に行き、福島の今を少しでも良いので知ってください。
活動の中で、現地の方のお話を少しでもいいので聞いてください。
私達は小さな団体ですが、皆様のご支援、ご参加により、活動を続けることができています。これからも続けていきます。多くのご参加、応援をお待ちしています。また、ご寄付でのご支援に感謝します。
引き続き、福島の元気に!
関心を持ち続けてください。