2016.04.22-23 福島61便(南相馬32号)報告


福島61便(南相馬32号)は以下のご支援金(ご寄付)をバス運行費に充てさせていただきました。ご支援に感謝いたします。

富士ゼロックス株式会社 端数倶楽部 様

富士ゼロックス株式会社 様


《活動の写真について》

被災された方々の心情に配慮し、参加者による活動中の写真撮影は原則として禁止としています。

ただしホームページでの活動報告に限り、現地の状況を知っていただき、関心を持ち続けていただくことを目的として、ご依頼主のご了解のもとで撮影、掲載させていただいています。


■活動の概要

(01)活動日:2016年4月23日(土) 
(02)天気:晴れ、朝はとても寒かった
(03)バススタッフ:長崎、なべ

(04)活動スタッフ:戸沢、村上

(05)軽トラ:後藤

(06)レンタカー:学、なべ

(07)ビブス準備:長崎
(08)参加者数:17人(女性:7人、男性:10人)

(09)現地往復:小型観光バス、No:207、運転手:橋爪さん、戸井口さん

(10)現地移動:レンタカー:2台(イツモレンタカー南相馬原町店、田中さん)

(11)バス仮眠:もりのゆ湯多利亭(日中仮眠、布団、お風呂付)

(12)活動場所:南相馬市小高区

(13)活動内容:庭草刈り、庭木の伐採、竹伐採、玉切、など

(14)活動者数:30人程(常連さん、個人参加者の方など)

(15)立寄風呂:南相馬ビジネスホテル高見(入浴500円)

(16)立寄箇所:東町エンガワ商店(お菓子予約他)、ひまわりカフェ、キラ

(17)特記事項:今回便は体調不良など欠席が多くなりました。

 

活動の前に

活動に先立ち、原町区萱浜の綿津見神社に建立された慰霊碑(同地区では津波で109世帯中72世帯が家を流され77人が亡くなり・行方不明になった)と、小高区塚原の塚原公会堂の隣に建立された慰霊碑(16人が亡くなられた)に立ち寄り、参加者全員で黙祷させていただきました。

北萱浜の稲荷神社の慰霊碑にも立ち寄りました。震災関連でお亡くなりになった方含め53人の方のお名前が刻まれています。


活動の状況

 

作業は、ご依頼主様の立会いの下で、当会と一般の方も加わり、進めさせていただきました。

 

作業内容は、

・庭草刈り(手刈り)

・竹の伐採、玉切

・垣根の剪定

・雑木の伐採・玉切りなど

 

ご依頼の方も近くで作業を見守られておりました

手入れはどうしたら良いか困っていたとのこと。

 

2016年度に避難指示解除目標で進められていますが、解除後はどのようになるのか

必要とされることはあるが、避難指示解除により、その目的は収束するのか

まだまだ必要とされることはあると思います。

 

■参加者アンケート

()内が有効回答数です。

 

今回は初めての方からの新鮮なご感想が多くありました。私達も注意しないとならない点、伝えないと行けない点、など参考になります。ありがとうございました。

 

(1)参加のきっかけ
a(10)福島でお手伝いしたかった
b(    )街中掃除をしたかった
c(05)日程や工程がよかった
d(01)知人・友人に誘われたから
e(02)その他

・久しぶりに南相馬に入りたいと思いました。

(2)情報提供
a(14)ちょうどよかった b()少なすぎた c()多すぎた

(3)活動内容(遠慮なく)
a(04)非常に満足 b(09)満足 c()不満 d()非常に不満

・出来れば作業を全部終了させたかった

⇒次回の活動に繋げていただければと思います。

・常連のチームワークが良すぎて、個々の仕事が出来過ぎて甘えてしまうかな

⇒気配りを忘れないようにさせていただきます。

・自分のスキルが低すぎてあまり役に立てなかった。

⇒そんなことありませんよ。みんなの力です。

(4)活動時間について(遠慮なく)
a(14)今回と同じがよい b()定時(16時)まで活動 c()その他

(5)今後もkfopのボランティアバスに参加しようと思いますか(遠慮なく)。
a(14)参加したい b()参加したくない

・月一回ですが、福島に行くことが出来るから

・福島に関わりたい

・雰囲気が良かった

・ニーズがある限りお手伝いしたいと思います。

⇒ありがとうござます。

 

(6)今回の活動について感想・意見・伝えたいこと(自由に)。

 

・ご依頼主の奥様とお婆様の笑顔と「ありがとう」の一言の温かさに心が安らいだ。あの素朴さが心を洗われます。こんなことを感じる自分に気付かされて来れるのがボランティアだと思います。全ての人に感謝します。

・目一杯活動した。活動成果には満足しています。これからも初参加の方が参加するように望みます。

・作業効率化を図る意味で更なる電動工具の導入も必要かな?と思いました。ですがkfopさんで用意してください、と言うことではありません。

⇒ありがとうござます。取扱いは十分に注して行きましょう。

・初参加者が多かったのは良かったと思う。

・いつも感じるのですが、kfopのみなさんのチームワークの良さを作業の様子や、後始末の綺麗さに感じます。

⇒そうですねー。最後の仕上げはキッチリが綺麗ですね。

・天候にめぐまれた中、一般参加の方も共働で楽しく一生懸命作業できてよかった。

・企業や団体が震災から年月を経た現在も複数参加されていること、まだまだ人の手が必要なこと(他のかたもおっしゃていましたが)。知らないことが沢山あると実感しました。自分自身ももっとしろうと、まわりの人にももっと少しでも知ってもらえるよう伝えて行きたいと思います。

⇒押し付けはせず、関心のあります方に伝えていただければと思います。

・福島は全く復旧・復興に至っていない。自身の目で見に来て欲しい。

・スタッフの方、ベテランの方に気を使っていただき、安心して作業をすることが出来ました。ありがとうございました。

・チームとしても、個人としても、技術の知識が髙く勉強になりました。どのこボラセンでも、なじみの災ボラさん達が同様の活動をしていると思います。自分もそんなホーム的なチームにあこがれます。

・また参加いたします。

⇒色々なご感想、参考になります。

 

(7)今後の活動に期待すること(自由に)。

・毎月ボランティアバスが出ることが、復興の助けになったなと思う。

・継続した活動を期待いたします。 

・福島のバスを続けてください。スタッフのご苦労に感謝です。

・月一回のバスの継続。

・定期的なボランティアバス運行をありがとうございます。今後もよろしくお願いしたく思います。毎月参加は難しい状況ですが。これからの小高、南相馬を見続けたく、また参加させていただきたいと思います。

・とにかく活動を継続してほしい。また参加したい。

・長く活動を続けてくださって、ありがとうございます。

・継続した活動に、情報発信に、更なる活動に期待します。

⇒無理のない形で、続ける、お願いいたします。

 

(8)アンケート回答者
性別 女性:6  男性:8
年代 20代() 30代() 40代(6) 50代(5) 60代(2) 70代(1)

職業 会社員(5)・自営(2) ・パート(3)・ 家事()・フリー(1)・ その他(3)

経験 初めて(1)2-3回(1) 4-5回() 6-9回(1) 10回以上(10)

 

■収支

収入 支出
費目 計画 実績 費目 計画 実績
参加費 231,200 205,600 活動費※1 280,668 280,075
支援金※2 100,000 100,000 - - -
目的寄付※3 12,000 12,000 - - -
収入計 343,200 317,600 支出計 280,668 280,075
収支※4 62,532 37,525

※1:活動費はバス代、高速代、バス運転手の仮眠所代、現地移動用レンタカー代

※2:支援金は富士ゼロックス株式会社 端数倶楽部様です。

※3:初めて活動される方へのご目的寄付です。

※4:残額は今後の活動に充てさせていただきます。

 

最後に

 

1.現地に行き、福島の今を少しでも良いので知ってください。

2.活動の中で、現地の方のお話を少しでもいいので聞いてください。

 

そして、活動するための資金は力です。私達は何もない小さな会、その中で皆さんの支援、参加により、続けることができています。これからも続けて行きます。

多くのご支援をお待ちしています。⇒ご寄付ご参加・ご支援、感謝します。

 

引き続き、福島の元気に!お願いします。

関心を持ち続けてください。 

 かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)