台風18号により被災された皆様へ、心よりお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧がされますことを願っております。
《活動の写真について》
被災された方々の心情に配慮し、参加者による活動中の写真撮影は原則として禁止としています。
ただしホームページでの活動報告に限り、現地の状況を知っていただき、関心を持ち続けていただくことを目的として、ご依頼主のご了解のもとで撮影、掲載させていただいています。
≪はじめに≫
福島55便は最少定員の15名に達しませんでした。
でも、南相馬市小高区は、まだまだボランティアを必要としています。
バスは中止ですが、車3台、相乗り11名参加で活動は実施としました。
大切なことの一つは継続ですね。
現地環境、私達が受ける環境も色々とありますが、現地は必要としています。
活動実施としました。なれど11月はバスで行きたいですね。
<参加者・応援の皆さんへ感謝>
・参加者の方に福島への想いと少なくない参加費をご負担いただいています。
・ご支援の皆様には福島への想いと多くのご寄付で支えていただいています。
・参加者、当会の会員、登録メンバーの皆様に支えられ、活動できていることに感謝いたします。
<そして、福島に行くことがなかなかできない皆さんへ>
・一人でも多くの皆様にご参加いただき、現地をご自身で感じていただきたい。
・さらに、支援の輪を広げていただきたい。
■活動の概要
(1)活動日 :2015年10月10日(土)
(2)天 気 :晴れ、気温24℃
(3)スタッフ:戸沢、村上、長崎
(4)参加者数:11人(女性:4人、男性:7人)
(5)現地往復:車3台
(6)活動場所:南相馬市小高区
(7)活動内容:敷地の手入れ、伐木、竹の伐採、草刈など
(8)活動者数:今回のお宅は、当会11人+15人の全体25人程
※:参加者数はスタッフを含む
■活動の前に
活動に先立ち、原町区萱浜の綿津見神社に建立された慰霊碑(同地区では、津波で109世帯中72世帯が家を流され、77人が亡くなり・行方不明になった)及び小高区塚原の塚原公会堂の隣に建立された慰霊碑(16人が亡くなられた)に立ち寄り、参加者全員で黙祷させていただきました。
■活動の状況
今回kfopは11名(車運転3名+交代)でしたので、無理はせず、リーダーはご遠慮し、一般参加の方々にお願いしました。
ニーズは、3日間作業の初日、草刈、伐木などが多い作業でした。
関東・神奈川からお揃いの黄色のシャツ4人の微力JAPANさん。木こりのプロさん、常連さん。作業内容は今までにない動力工具作業が多い内容でした。これも、kfop参加者数が少なかったことが要因にあったのかと思います。また、現地ニーズの変化ではなく、現地が必要性とするニーズなのかとも感じました。ただ、一般ボランティアができることの範囲も確認は必要と感じます。
敷地は常磐自動車道路の脇、広い敷地です。立派な庭石。全て庭木を片づける、桜も残念ですが伐採のご依頼でした。柿の木、キウイの棚、庭木、などなど、残念ですね。木こりさんの動きはさすがですね。手際よく。kfopはリーダーではありませんので、今回はすみませんが、それぞれの作業スタイルです。
午前で大分手作業は無くなり、午後は一気にです。見るうちに綺麗、と言うか、さっぱりと言うか、残念と言うか、片付いて行きました。ご依頼主の方もずーっと見ておられました。
お昼過ぎには、ちょっと失礼してきらと東町えんがわ商店街に寄りました。地元の方?が、車で入れ替わり入って来られていました。賑わうと良いですね。
帰りは、お風呂に入り、浪江ICから三郷PA、守谷SAにより帰路に着きました。
11月便は最少定員は15人です。バスで行けたらいいなと、作業ニーズ、役割、段取り含めて、つくづく思いました。色々な意味を込めて、福島の応援、継続させていただけたらと思います。
■参加者アンケート
()内が有効回答数です。
(1)参加のきっかけ
a( 4)福島でお手伝いしたかった
b( 0)街中掃除をしたかった
c( 1)日程や工程がよかった
d( 0)知人・友人に誘われたから
e( 0)その他(親戚が福島に住んでる)
(2)情報提供
a( 5)ちょうどよかった b(0)少なすぎた c(0)多すぎた)
(3)活動内容(遠慮なく)
a( 3)非常に満足 b(1)満足 c(1)不満 d(0)非常に不満
・個人的な好き嫌いなので、アンケート内容からは少し外れますが、せっかく大きく育った木を伐るのはやりたくない作業です。
→お気持ち理解します。
・今回の作業は非常に危険です。四方八方から、草刈り機、チエンソーの音が聞こえ、その直ぐそばで作業してる人が沢山居ました。もの凄く危険な現場です。たまたま、事故が無いから良いだけです。大きな事故に繋がってもおかしくないと思います。
→お感じの通りと思います。kfopの参加者が必要です。
・現場まで荷物載せ替えなしで行けるなど車でいくよさはあったものの、運転する人の負担が大きいのが気になります。定員割れが1-2名であれば、寄付金を募りそこから充当する、などもあるかと思います。特にバスの方が初めての方は参加しやすいと思いますので。
→お感じの通りと思います。口伝えになりますが、多くの皆さんに応援頂きたい。
継続的な活動をさせて頂きたいと思います。
(4)活動時間について(遠慮なく)
a( 5)今回と同じがよい b(0)定時(16時)まで活動 c(0)その他
(5)今後もkfopのボランティアバスに参加しようと思いますか(遠慮なく)。
a( 5)参加したい b(0)参加したくない
(6)今回の活動について感想・意見・伝えたいこと(自由に)。
・個人以外で、車での活動に初めて参加しました。少人数でも活動に参加できるのは嬉しいですが、車を運転する方の負担が多い事が気になりました。
・機材の使用が欠かせない案件が増える事が予想されます。一般参加者様との連携が重要となっていることを痛感しています。
・全員の安全を第一としつつ、できる限り現地ニーズに応えて行きたいとの思いを新たにしました。
(7)今後の活動に期待すること(自由に)。
ニーズが無くなるまで、福島の方々のために細く長く継続した活動を続けて頂きたいと思います。
(8)今回便の参加者状況
性別 女性:4 男性:7
■収支
収入 | 支出 | ||||
---|---|---|---|---|---|
費目 | 計画 | 実績 | 費目 | 計画※1 | 実績 |
参加費 | 230,400 | 82,500 | 高速代 | 31,350 | 30,510 |
助成金 | 70,000 | - | ガソリン代 | 27,000 | 17,714 |
- | - | - | レンタカー代 | 22,040 | 22,040 |
- | - | - | 雑費 | 2,110 | 302 |
- | - | - | 有志寄付 | - | 11,934 |
収入計 | 300,400 | 82,500 | 支出計 | 82,500 | 82,500 |
収支 | 0 | 0 |
※1:支出計画は、自家用車相乗り後の計画になります。
■最後に
現地に行き、福島の今を少しでも良いので知ってください。
活動の中で、現地の方のお話を少しでもいいので聞いてください。
私達は小さな団体ですが、皆様のご支援、ご参加により、活動を続けることができています。これからも続けていきます。多くのご参加、応援をお待ちしています。また、ご寄付でのご支援に感謝します。
引き続き、福島の元気に!
関心を持ち続けてください。