2013.08.24 福島17便(花に願いを5号)活動報告

福島復興プロジェクトチーム「花に願いを」とは、東京電力福島第一原子力発電所の事故から2か月後に、福島市にある曹洞宗 松柏山 常円寺ご住職の阿部光裕さんが立ち上げたプロジェクトです。活動の経緯については、曹洞宗の公式サイト内にある活動紹介をご覧ください。

作業道具
作業道具

当日は電車の事故による遅延が心配されたが、全員大きな遅れもなく定刻前には出発ができた。残念ですが私(なべ)は、参加できませんでした。

 

活動日程

出発日時:2013年8月23日(金)22:00

活動日時:2013年8月24日(土)活動、帰浜

 

参加者

18名(男性14名、女性4名、初参加の方は5名)

 

現地状況

特に問題なし

 

活動内容

全員で街中のホットスポット除染作業

 

活動報告

初参加の方へは作業内容についての資料送付、情報のお伝えを事前にしているが、イメージが掴めていないとの声あり。バスにて要点の説明を行った。具体的な作業方法はイメージしにくく、実際に作業してみることが一番であるが、資料は更新して行きたい。

 

全体の参加者は40名越え、活動は2チームに分かれて活動、その上でさらに半分に分かれ活動となった。

 

バス便では、帰路に振り返り、紙によるアンケートをお願いしている。

 

参加者アンケート(参加者の主観による感想です)

 

・ホットスポット除染活動のイメージが湧いていませんでしたが、今回参加させて頂いて、生活に密着した、とても地道な活動だと知りました。参加できて良かったです。

→なぜ?、どのように?の両方のイメージ。

 

・昼食・夕食と考えられており良かった。

→昼食は「花に願いを」で一括ご準備一食500円(当日現金)、夕食は「かーちゃんの力プロジェクト」のお弁当(これも応援のひとつ)を当方で一括注文し、一食500円(当日現金)。

 

・作業の片づけ部分を残し帰ることが少々心苦しいので横浜に翌朝帰着にしても良いのではと思います。

→翌朝帰着になると残念ですがバス料金が倍になる。後片づけもできるところまで行い、帰路に着くことが今の私達にできること。

 

・子供さんを連れたご家族からこんにちは(幼児から)と言われ、祖母らしい方より毎日掃除をしているから高くないでしょ、とも。活動が認識されていると感じた。今後も福島便を出して欲しい。

 

・宿泊便を検討してほしい。土日活動及び2~5日程度活動。

 

・地道にコツコツ作業することの大切さを学びました。少しでも長く活動を続けてほしい。

 

・受け入れ先に負担を掛けているような気がしてなりません。事前の準備作業の手伝い、事後の作業の為に残留も選択肢としてありそうです。継続的な取り組みが重要だと思います。無力感を残さぬよう情報発信ができればと今回思いました。

→ありがとうございます。

 

最後に

 

現地、受入れ先への負担については当初からの課題です。活動日程も同様の課題があります。ただ、まず活動については、現地の方々の調整があります、さらに私たちの為にさらなる負担をお掛けすることになります。現地のニーズにより活動が現地受け入れ先のニーズでもあることを理解し活動したいと思います。

 

また、前作業準備・後作業片付けについてはボランティアの基本であり、その通りと思います。具体的にどうしたら良いか、案は持っていますが、経験者・スタッフ・経費がさらに必要となります。参加する、プラス活動を行うための根本のスタッフへのご協力も頂くことが大切です。その点でも活動の応援を頂けるとさらに福島応援の大きな力になるかとも思います。まずは、できる中での対応を進めて行きます。

 

福島に来て、関わって、福島を知って、そして福島を応援して頂きたいと思います。

温泉、果物、農産物もあります。

 

かながわ「福島応援」プロジェクト代表 なべ、スタッフ 戸沢、村上

 

※写真と計数記録を掲載します。

作業前の説明
作業前の説明
17便線量(積算値)
17便線量(積算値)
作業の様子
作業の様子
17便線量(時系列)
17便線量(時系列)