2013年度7月17~18日、静岡県西伊豆町で大雨被害が発生し、現地社会福祉協議会は西伊豆町災害ボランティア本部を設置し、被災地域の復旧・復興に当ることとなった。
当会も、災害時の緊急対応とし、福島を含む東北を応援頂いた静岡の皆様にお役に立てればと、急遽ボランティアバスを仕立てた。
■活動日時・天気・スタッフ
・出発日時:2013年7月27日(金)22:00出発
・活動日時:2013年7月28日(土)晴れ
・現地到着10:20、活動終了14:30、ボラセン本部帰着15:00
・スタッフ:なべ、村上
■活動場所・内容
・西伊豆町安良里地区の幼稚園
・川の氾濫により幼稚園に泥が堆積、その泥の撤去作業
(気温は高く、泥は重く、短い時間での活動ではあったが大変であった。)
■参加者
・総数20名(男性10名、女性10名)、他現地合流1名、帰路同乗1名
■現地状況
・災害が発生した地域は限定であり、他の地域では休みの日曜日でもあり、海水浴客で賑わっていた。
■活動状況
・往路は日曜日でもあり思ったより混雑もなく、横浜を06:30に出発し、10:20に到着することができた。
・ボランティア本部では、岩手県のボランティアでお世話になった中山さんと、ksvnで前日に活動の高橋さんが出迎えてくれた。
・受付を済ませ、現地の幼稚園までマイクロバスに乗り換え10分程移動し、安良里に到着。
・作業場所は既に地元のボランティアさん、学生ボランティアさんが入っており作業は進められていた。
・なんと福島の「花に願いを」の活動に協力されていた大阪の3人の方とばったり出会った。縁なものです。
・作業は、幼稚園の校庭に泥が溜まり車も入れないので、泥を掻き、車が入れる通路を確保する作業、他のボランティアさんは、遊具・花壇など重機が入れないところの泥掻き。
・学生さんは埼玉と女子学生さんは京都からバスで来られていた、元気の良い若者達だった。
・非常に暑いなか参加者は汗を流しながら活動。社協・地元の方のお受入れに感謝します。
・昼食を取り午後の活動、動きが重くなるも、他のボランティアさんの作業場所の応援、大きな防水扉が泥で締まらず、綺麗にして締まるようにと、作業させて頂き終了させた。
・ホランテイア本部横の保健センターでお風呂(温泉でした)をお借りし、見送って頂き、帰路に付きました。
・途中でいちごプラザによりワサビソフト・イカの塩辛・蒲鉾を買い帰路、シティーアクセスさん機転で裏ワザ渋滞回避ルートを通り、東名前後では渋滞はありましたが、海老名市の花火を見つつ、海老名SAに寄り、予定より30分程早く帰浜することができました。
■振り返り
・今回のkfopのバスには、kfop、かながわ311ネットワークさん、チームかながわSUNさん、ksvnさん、横須賀災ボラさん、DSPさん、個人ボラ、などに参加の皆さん、多くの神奈川の皆さん、東京の方・千葉の方も、多くのボランティアの繋がりで応援できたことに感謝です。
・災害ボランティア本部は28日で終了となり、以降は西伊豆町社協さんと地元の方々で復旧が進められるとのことです。
・当日も新規ニーズが24件上がっていました、まだまだこれからかと思います。
■最後に
皆さんお疲れ様でした。
安良里地区の皆さんには一日も早く元の生活に戻られますことを祈念します。
受け入れのご準備・お手配を頂きました社協さん、ボランティア本部の皆さん、地元の皆さん、お手数をお掛けしました。ありがとうございました。
かながわ「福島応援」プロジェクト代表 なべ、スタッフ一同
■活動収支
収入 | 支出 | ||
費目 | 金額 | 費目 | 金額 |
参加費 | 80,000 | バス費(小型) | 89,250 |
※帰路参加者を含む | バス費振込手数料 | 210 | |
- | 高速代(ETC)、有料道路料金 | 4,600 | |
- | 機材(十能)※寄付口より | 2,190 | |
消耗品(布テープ) | 428 | ||
収入計 | 80,000 | 支出計 | 96,678 |
収支 | ▲16,678 |
注:不足金16,678円は当会会費負担で支出済み