現地集合・現地解散の計画で、いわき市社会福祉協議会の災害ボランティアセンター（以下SVC）で活動しました。SVCの朝の受付に間に合うように、いわき駅近くに前泊しての活動です。

 

■活動概要

(01) 活動日：2023年9月29日（金）

(02) 天　気：晴れ、気温32度

(03) 参加者数：１人（男性）

(04) 運行スタッフ：鷹野

(05) 活動スタッフ：鷹野

(06) 移動手段：　電車（JR特急ひたち号）

(07) 運転者：無し

(08)活動内容：個人宅の庭の泥だし

(09)活動者数：　午前中4名（うち女性1名）、午後から3名（男性）の増員、計7名

(10)立寄場所：いわき湯本温泉さはこの湯 公衆浴場

(11)特記事項：いわき駅近くのビジネスホテル（ルートイン）に前泊

（報告（正会員）鷹野）

 

■行程

8:15 SVC～8:30受付開始、保険確認・待機、マッチング、現地前田町サテライトに移動 9:10 ～9:25 前田町地区サテライトにて、活動宅、活動内容確認、徒歩移動9:40～9:45 活動開始～14:30活動終了、サテライトに戻り、資機材返却、活動報告 ～ SVC戻り、報告、班解散

15:10～ いわき駅～湯本にて立ち寄り入浴 ～ 17:27特急ひたち ～ 20:15品川駅　～自宅最寄り駅

 

■活動内容

2m床上浸水した世帯の、前庭50坪（10×15m）に堆積した泥（厚さ約10～15cm）の除去、すでに前日ボラの作業で1/3は撤去されていた。土嚢袋に詰め、道路沿いへの土嚢袋の搬出積み上げを行った。

 

■活動詳細

ウィークデイでもあり、8時過ぎにSVCに到着すると、人影もなく、テント群があるのみ、間もなく会場作りが始まり、手伝い不要で、近隣のいわき市社会福祉協議会を確認、SVCの会場周辺や新川沿いを見て戻ると、会場が準備中で、受付時間を聞くと9時からであるとのこと、実際、地元ボランティアが8:30頃から、QRコードで受け付けの手続きをしていたので、その流れに乗り、スマホで手続きし、ボラ保険の確認、コロナの症状検温確認後、マッチングテントで待機。テレビ局の取材が入り、一時流れが中断。

 

ニーズが次々に読み上げられ、8人一組でワゴン車に案内される。4人ずつ班に分かれ、リーダー・係を決めて、ワゴン車で前田町の集会所（サテライト）に移動した。サテライトで具体的な活動宅、活動内容が指示され、資材をネコ2台に積み、徒歩で活動先へ。住民の弟さんが待っており、手伝いと指示のもと作業を始めました。

 

今回のボラ活動は、高齢者の一人暮らし宅で、依頼者は義理の弟さんで、この日はその弟さん1名がお手伝いと作業指示に来ていました。近くを流れる新川の氾濫で近隣住宅街が2m以上の床上浸水の被害を受けた地区で、すでに道路や家の境の土砂は除去され、ダンプやゴミ収集車、業者の車の往来が多かった。活動先のお宅は、室内の壁板や床板が剝がされ、床下の泥も除去されていた（いずれも私費）。前庭の泥だしは前日のボラ作業の続き2/3で、泥と雑草を一緒に土嚢袋に詰めた。昼食後の増員は特に依頼はしなかったが、3名のボランティア増で、庭全域の泥を撤去できた。流れ込んだゴミは、前日のボラ作業で清掃したと考えられる。フェンスに絡みついたごみはほぼ土嚢袋に詰めた。道路側に積み上げた土砂の土嚢袋は300体はあったろう。作業終了近くには、市の業者が運び出していた。14:30ぎりぎり終了する。作業道具を片付け、サテライトに戻り報告する。迎えのワゴン車で7名全員、SVCへ戻り、帰還報告して、解散する。

 

メンバー4＋3名は、1名が女性の県内移住者で、6名が県外者、最遠隔者は岐阜から、午前の3名は、いずれも70歳を超える高齢者、後半の3名は、50歳未満の若者でした。

全日の暑さで、タイムキーパー役の鷹野は、15分作業して5分の小休憩のリズムを保ちつつも、きつくて、10分作業の10分休憩になりがちでした。

 

湯本温泉利用はSVCで尋ねて、駅近くの「みゆきの湯」が変わり、しっかり歩く「さはこの湯」公衆浴場になりました。熱い湯と歩きの汗で、無料でしたが、疲れはそのままです。

 

帰りの特急電車は、途中で車両不調でしばらく停車で点検、遅れて品川着です。家に帰れました。