2023.09.30 福島187便(いわきVC#3) 報告

■活動の概要

2023(令和5)年台風13号の影響による豪雨で福島県いわき市に災害ボランティアセンター(以下「VC」)が設置されたことから、災害復旧支援活動を行うこととした。少人数のため団体で登録ではなく、個人で事前登録して活動予約した。横浜駅西口からいわき中央ICまでの区間については災害ボランティア車両の高速道路の無料措置を利用した。

(報告:東)

(01)活動日:2023年9月30日(土)

(02)天 気:曇りのち晴れ

(03)参加者数:4人(男性3人、女性1人)

(04)運行スタッフ:渡辺

(05)活動スタッフ:渡辺

(06)移動手段:レンタカー(6人乗り)1台

(07)運転者:渡辺

(08)活動内容:床下浸水した民家の庭の泥出し

(09)活動者数:7人

(10)立寄場所:新舞子ハイツで日帰り入浴(いわき)

(11)特記事項:1名はVCで集合解散、1名は入浴後にいわき駅で解散、2名(+1名が現地合流)はいわき市に宿泊し、翌日10/1は福島177便(葛尾刈穂祭)に参加。

 

■行程

●往路

22:00集合・出発~首都高 横浜西口~0:00常磐道 友部SA~05:30起床・身支度・朝食~06:30出発~湯ノ岳PA(休憩)~いわき中央IC~08:20いわき市公共駐車場・コンビニ(買物)~8:30いわき災害VC到着~8:50受付・移動 ~9:00サテライト マッチング~活動~14:00活動終了、VC戻り~14:30いわき新舞子ハイツ(入浴)

●復路

福島177便(葛尾刈穂祭)を参照

 

■活動詳細

VCに到着し、受付開始まで待機。この時間はまだボランティア数は少なめであった。8:50に受付が始まり、最初に内郷白水地区サテライト(新設)に向かうマイクロバス1台分の人数が呼ばれ、4~5名ずつに班分けしたうえで移動した。サテライトに到着後、班ごとにマッチングされ、資機材を持ってそれぞれの活動場所へ徒歩で向かった。白水地区は 、氾濫した新川を挟んで北側(阿弥陀堂がある側)と南側(市営住宅がある側)があり、kfop 4名を含む5名の班は北側にある個人宅を担当した。

 

このお宅は、辛うじて床上浸水には至らなかったものの床下浸水し、庭には泥が堆積していた。すでに知人の方やボランティアの力を借りて何度か泥だしはされていたが、植木の根元や生け垣には、緑がかった粘土状の泥や枯れ草、ゴミなどがまだ残っている状態だった。床下については、状態を見てもらったが泥はそれほど堆積していないとの判断だったそうで、床板を上げることは考えておられないようだった。依頼主さんは、黙々と高圧洗浄機を使って物置の洗浄などをされていた。地元のいわき市から参加された方にリーダーをお願いし、依頼主とこまめに進捗状況や要望の確認をしていただきながら、作業を進めた。天気予報では日中に小雨が予想されていたが、幸いにも雨にはならず、順調に作業できた。

 

昼食時はサテライトまで戻って休憩し、白水阿弥陀堂の近くまで行ってみた。お庭が広かったためサテライトで午後から増員の相談をし、午前中で作業が終わった別の班の2名が追加で加わった。おかげで庭と生け垣はおおむねきれいになり、最後のご挨拶のときに、お顔に少し笑顔が戻ったように感じた。 

 

この日のボランティア総数は、141名(うち県外60名)、活動件数28件

(いわき市社会福祉協議会Facebook 12時現在発表の活動状況より)

白水地区サテライト
白水地区サテライト
サテライトでの昼休み
サテライトでの昼休み
災害VCにて
災害VCにて

 

■収支

 

(単位:円)

福島185便(いわきVC#3) 計画 実績 増減 摘要
参加者数 6人 2人 ▲4人   
収入の部
現地活動経費繰入金        
参加者自己負担   15,500円   領収書なし
日本財団の活動助成(申請手続き中)※取り下げ    44,652円 -  領収書あり分のみ
(a)収入合計   60,152円     
支出の部
レンタカー代   36,520円    領収書あり
ガソリン代   8,132円    領収書あり
高速代   0円     災害ボランティア車両無料通行
交通費(電車代)   0円     
宿泊代   15,500円    領収書なし
(b)支出合計   60,152円     

 

この活動は、日本財団の活動助成申請手続き中です。←取り下げ
・ 「令和5年台風第13号(2023年9月発生)の台風被害に関わる支援活動」
・第7期: 2023年10月15日(日)まで(令和5年台風第13号による被害関連)
2023年10月16日以降は、土日祝の受け入れとなり、10月活動は中止した。
・今後活動が中止となり、日本財団の活動助成申請は取り下げた。