2017.01.14 福島の今を伝える講演会「地域ではぐくむ創造の芽吹き」
かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)では、福島の現状を伝える事業の一環として、講演会を企画しました。今回、民間レベルで地域の課題に取り組んでいる方を3名お招きし、それぞれのお話を伺ったあと、講演を聴きにこられた皆様からの質問を取り上げながら活発なパネルディスカッションが行われました。また、交流を目的とした名刺交換や懇親の機会も設けました。ここからさまざまなつながりが生まれることを願っています。
ご参加、ご協力に深く感謝いたします。報告書を掲載いたしますので、ご参照ください。
《以下、参加者募集時の案内です》
かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)では、現地から講師をお迎えして福島の今を伝える講演会を開催いたします。
東日本大震災の被災地域では被災者に対する支援が変化の局面を迎え、さまざまな決断を迫られる一方で、「被災地はもう復興したのだろう」と考える人もいるかもしれません。しかし、そうした地域で普通に当たり前の暮らしをするには、まだ多くの課題があるのです。
一方で、地域や人に根ざした民間ならではのさまざまな取り組みも生まれてきています。
今回の講演会では、民間レベルで取り組んでいる人をお招きし、目指すものについてお話をお聞きします。その地域が「住みたいところ」、「訪れたいところ」、「離れていてもかかわりたいところ」であるために、どのような可能性があるのでしょうか。何が正しいかという議論ではなく、お互いの価値観を尊重しながら、それぞれに共有や協力のできるポイントを見つけるきっかけになればと願っています。
〔開催概要〕
日時:2017年1月14日(土)16:00~19:00(受付開始 15:30)
会場:かながわ県民センター 2階ホール
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2丁目24-2
定員:100名(参加費無料、全席自由)
https://www.facebook.com/events/1256550414402689/
〔講演&パネルディスカッション登壇者ご紹介〕
◆下枝浩徳さん
一般社団法人 葛力創造舎 代表理事。福島県双葉郡葛尾村出身。
東京都の一般企業で働いたあと2011年に故郷の福島県にUターン、福島県内で地域コーディネーターとして人脈を広げ、現地や首都圏での交流イベントにも力を入れる。原発避難により急激に人口が減った地域において互助コミュニティーの再構成となりわいづくりを行う。避難指示が解除された葛尾村での盆踊り復活もコーディネート。
◆廣田拓也さん
株式会社GNS 常務取締役、特定非営利活動法人リーフ(Leaf)理事長。福島県二本松市出身。
一部上場企業に勤務後、兄が会社を設立したことに伴い二本松にUターン。順調に売上が伸びてきたところで東日本大震災が発生。既存の事業モデルが崩れ、一部事業の方向転換を図る中でLeafを設立。生産者と共に日々奔走している。
◆和田智行さん
株式会社小高ワーカーズベース 代表取締役。福島県南相馬市小高区出身。
震災前、東京のITベンチャー2社の役員を務めながら南相馬市で個人事業を営むワークスタイルを確立。2014年5月に避難区域初となるシェアオフィス「小高ワーカーズベース」をオープン。100の地域課題から100のビジネス創出を目指す。
〔同時開催〕共催団体・協力団体による資料展示
東北の現状や活動紹介、現地を訪れてみるための参考資料などを講演会場内に展示いたします。あわせてご覧ください。
日時:2017年1月14日(土)13:00~19:00 《入場無料》
共催:かながわ「福島応援」プロジェクト、NPO法人かながわ避難者と共にあゆむ会、認定NPO法人かながわ311ネットワーク、かながわ災害ボランティアバスチーム
協力:神奈川県立かながわ県民活動サポートセンター、特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会、かながわ東北ふるさと・つなぐ会、公益社団法人日本青年会議所 関東地区 神奈川ブロック協議会
後援:福島県、南相馬市、二本松市、葛尾村、社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会、一般財団法人 神奈川県建築安全協会
〔本講演会に関するお問い合わせ先〕
かながわ「福島応援」プロジェクト 広報担当までお問い合わせください。
電子メール info.kfop#gmail.com (#→@)