かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)では、福島の現状を伝える事業の一環として、総会開催に合わせて講演会を企画、開催しました。今回、テーマとして、2015年9月に避難指示が解除された楢葉町に帰還された語り部の方をお招きして現地の状況をお聞きするとともに、講師と直接対話できる時間も設けました。
普段から現地でのボランティア活動にご参加いただいている会員の方々に、より深く現地の方の言葉に耳を傾けていただくことを目的としていましたが、kfopの催しに今回初めてご参加いただいた方も多く、貴重なご意見を伺うことができました。
ご参加、ご協力に深く感謝いたします。報告書を掲載いたしますので、ご参照ください。
《以下、参加者募集時の案内です》
2016年度の当会の総会開催日に合わせ、現地から講師をお迎えして小規模な講演会を開催します。
当会では現地でお手伝いをするためのボランティアバスを月1回運行していますが、会員全体を見れば当事者の方から直接お話を聞く機会がまだまだ少ないのが現状です。今回の 講演会が、現地の状況をお聞きして「自分にできること」を考えるきっかけになればと願っています。また、お話の終了後に感想や意見を共有するための時間を設けます。
総会は会員のみとなりますが、講演会はどなたでもご参加いただけます。会場の定員がございますので事前のお申し込みをお願いいたします。
〔開催概要〕
日時:2016年6月25日(土)14:30~16:00(受付開始 14:00)
会場:鶴見公会堂 第1・第2会議室
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町2-1 フーガⅠ(Googleマップ)
・JR京浜東北線「鶴見駅」西口から徒歩1分
・京浜急行線「京急鶴見駅」西口から徒歩5分)
注:鶴見公会堂の入口は6階ですのでエレベーターで6階までお越しください。6階ホール前の階段を上がったところ(7階)で14時から受付を開始します。
定員:60名(参加費無料、全席自由)
講師:高原カネ子さん(一般社団法人ならはみらい所属 ならはふるさと案内人)
〔講師ご紹介〕
高原カネ子さん(福島県双葉郡楢葉町に在住)は、震災以前から、ならは天神太鼓うしお会で太鼓指導、和布細工工房「ほのぼの」主宰など精力的に活動をされていました。原発事故後に神奈川県の湘南台(藤沢市)など転々と避難されている間も、散り散りに避難したうしお会のメンバーを集めて各地のイベントで太鼓の披露をされました。その後、いわき市の借り上げ住宅で和布細工工房を再開され、県内外で作品展示会などを開催されました。
2015年9月に楢葉町の避難指示が解除された後すぐに自宅に戻られ、町に戻った人や子どもが参加できるようにと工房と太鼓指導を再開されています。神奈川県内でのイベントでも作品展示や楢葉町のパネル展示などに協力されています。
今回、避難指示解除後に帰町されてからのご様子や課題、県外にいる人に伝えたいことをお話しいただく予定です。
主催:かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)
後援:楢葉町
〔本講演会に関するお問い合わせ先〕
かながわ「福島応援」プロジェクト 広報担当までお問い合わせください。
電子メール info.kfop#gmail.com (#→@)